黒歴史のごった煮

黒歴史があったので整理したブログです(白目)

ナントカ区立カントカ中学校美術部と私。

 

私は、ぶっちゃけると酷くネガティブな人間である。友達がいない。作れない。特技などない。何も出来ない。小学生のうちに、何度死のうと親に隠れて自殺未遂した事か…(ここ話盛った…多分)

中学生になってやっと出来たと思った友達は、表面上だけの友達だった。「『友達だよ』と言った覚えないのに勝手に友達と決めつけないでくれない?」この一言でそいつのLINEを消した。「友達」の概念をぶち壊された瞬間である。友達になるには許可が必要らしい。仲良く喋ってるだけでは友達にはなれない。友達の作り方が余計分からなくなった。

 

中学生になって入った部活は美術部だ。何故ここに入ったのか。理由は簡単。何も出来ないからだ。消去法で選んだ部活は、最初のうちは「あんまり楽しくないな」と思った。でも変わった事が2つあった。1つは仮入部の時に初めて出会った現在高2の当時の部長から生まれて初めて「可愛いね」と言われた事。もう1つはと言うと、秋頃から関わるようになる今の部長とバルスくんに出会った事である。

男と関わるなんて夢にも思っていなかった。保育園児の時は男と仲良くしてた事が多いが男が怖かった。とにかく怖かった。どうせこいつらと仲良くしてもいつか嫌われる。私の今までの人生経験上そうなのである。なのだが…何があってあの2人の男子と関わるようになったんだろう。あまり覚えてないが、仲良くなった。話してるうちに思った。「あれ…この男子は…普通に接してくれる…?」

 

中2になった。後輩達と出会ったが、最初は仲良く出来なくて、1年共に過ごした現在高1の先輩達と仲良くしていた。そして先輩達は引退。話す相手は同学年の人達と後輩達だけ。だが、向こうから仲良くしてくれた。そして、小学生の時、比較的仲良くしてたリア友が美術部に入部。部活が楽しいと思えてきた。そして、同学年の人達と忘年会をした。カラオケで歌ったり、近くのマックでおしゃべりしたり。凄く楽しくて、「もっと写真撮ればよかった」と今はちょっと後悔している。

ここだけの話、中2の時のクラス替えで、部長とリア友と同じクラスになった。名前を見つけた時、「よっしゃ!」と思った。クラスも凄く楽しくて、席替えで部長やリア友と席が近くなったらとことん喋って、凄く楽しくて、中3になるのが怖くて、当時の担任の先生に「部長とリア友と同じクラスにしてください」とお願いの手紙を書いて渡した思い出がある。

春休み。部長とリア友、そして後輩達と花やしきに行った。とことん楽しんで、写真も忘年会の倍くらいは撮ったが、「もっと写真撮ればよかった」とまたまた後悔している。この時に撮れた部長の笑顔はとても輝かしいものだった。帰りに浅草寺に寄ってみんなでおみくじを引いた。どうやら浅草寺のおみくじは大吉が出にくいらしいが、私と部長とリア友が大吉を引いた。凄くビックリした。「3人同じクラスだといいね」と夢のような話をして家に帰った。(そしてこの後#コンパスを始める。)

 

中3になった。始業式が始まる前、凄く怖かった。リア友や部長とは別のクラスになってしまったらどうしよう。怖かった。怖かったが、クラス替えの紙を見た時は驚いた。本当にリア友と部長と同じクラスになっていたのだから。おみくじが当たったのだ。そして、私の願いが伝わったのだ。嬉しかった。これだけでも嬉しかったのに、修学旅行でもリア友と部長と他の友達と行動出来て凄く嬉しかった。また、つい最近だが、入部して来た中1の後輩とも仲良くなった。その子は私と部長の趣味が合っていたようで。

先生「趣味はあるの?」

後輩「音楽聴くのが好きです!」

私「ボカロ?」

後輩「えっあっはい!」

私「どんなの聴いてるの?」

後輩「えっ…多分分からないですよ…?」

部長「大丈夫!俺達分かるかもしれないから!」

後輩「えっと…シャルルとか…」

私&部長「あぁーーーーーー!!!!!」

先生「ごめん…分からんわ…w」

この出来事があってからその子と仲良くなった。なったのはいいのだが、もう少し早く彼女がこの部活に入っていたら、もっと長く一緒にいれたのに…。

 

後悔だらけだが、最後は後輩達と部長と、とことん喋ってとことん笑った。思いっきり笑って盛り上がった。全ては悔いのないように。

 

幸せな時間だった。こんな幸せが永遠に続いたらいいのにと考えていた。でもその願いは叶わない。花は一度咲いたらいつか枯れるのと同じである。だが枯れた後、花は種を遺す。種はやがて成長し、また花を咲かせる。私は、遺された幸せの種をまく為に、前へ進む。進むしかないのだ。そして、前へ進み、花を咲かせた暁には、また部員達と仲良く出来る事だろう。

 

想像したら止まらない。夢が膨らむ。部員達とLINE交換したい。#コンパスを布教して一緒に遊びたい。カスタムや固定したい。やがて大人になって、時々集まって飲み会して…今考えるともうワクワクする。

 

今思うと、これは部活が凄かったと言うより、メンバーが凄かったのではないかと思う。特に、部長には何度も助けられた。こんな私にも仲良くしてくれた。ちょっとした(?)相談にも乗ってくれた。こんな優しくて出木杉君見たいな男は生まれて初めて見た。もしかしたら、こんな男には部長以外もう二度と出会わないだろう。とてもいい人だ。本気で「大人になっても仲良くしていたい」と思った。もちろんリア友や後輩達も。

この場を借りて、お礼を言いたい。本当にありがとう!これからもよろしく!

 

これから進む道はまさに茨の道。様々な困難が私を待ち受けるであろう。仮にその茨の道を抜けたとしても、咲かせるまでにも色々な困難があるだろう。これからは我慢の時間だ。我慢して、苦痛に耐えて、耐え抜いて、そして私は咲かせる。

 

 

 

 

幸せという花…いや、大きな桜を。